広島ボランティア取材 (山縣)

 9月3日、広島市安佐南区八木三丁目にある梅林駅からゆっくりと坂を登る。土砂災害の影響が依然と残る道中、小さなテントと看板を見かけた。《め組 JAPAN》というボランティア団体だ。自分は参加できるのだろうか?受付の人に聞いてみると、快く承諾してくれた。名前と住所、電話番号を記入すると、 スコップを渡され民家の畑へと案内された。畑にかぶっている泥を取り除くのが今日の目標だ。ひたすらスコップで泥をかき、荷車に入れる。仕事が分担されて いたので、荷車に入れた泥がどこへ運ばれるのかは分からなかった。ひたすらスコップで泥かきを続けると、岩やら機械部品やら、色々な物が掘り出された。

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 周辺に筆者と年代が近そうな男性が3名いたので、休憩時間に話しかけてみると、2人は呉市の消防隊員、1人は横浜からやってきた大学生バックパッカー だった。消防隊員の2人は逞しい身体つきをしており、自分も身体を鍛えなくては、と感じた。横浜の大学生は青春18切符を使ってここまで来たそうで、いかにも都会っ子という印象を受けた。

 ボランティアでなければ、学生が消防隊員と共同作業をする機会はなかなか得られないだろう。様々なバックグラウンドを持つ有志達と共に活動をし、人の役に立ちたいという思いを実現できるのがボランティアの醍醐味だと感じた。