震災

手ぬぐいで持ち歩く防災知識 1人に1枚手拭いを(水戸さくら)

◇有限会社 クワン会長 高橋けい子さん 「 防災拭い 」。災害時に役立つ情報が満載された手ぬぐいだ。販売元は岩手県の クリエイティブ広告制作会社 、有限会社クワン。様々なグッズ製作に携わる中で、2005年にある民放局から防災ハンドブックの製作を依…

<ジャーナリズムの観点から日本を顧みる>福島原子力発電所事故報道を振り返って(平野美優)

ロシアにて国際ジャーナリズムを学んだ際、日本の災害報道について多くの疑問と意見が寄せられた。海外での報道の実態も聞き、日本の災害報道における様々な問題点に気が付いた。 今回は、様々な視点から福島原発事故報道を振り返り、今後の災害報道について…

防災ってどうしたらいいの…?(池谷歩実)

1月17日に阪神淡路大震災20年目、3月11日に東日本大震災4年目を迎え、地震発生時の過酷な状況や復興が進まない被災地の現状などを目にする機会が増えた。家族から阪神淡路大震災の時の状況を聞いたり、東北の被災地に思いを馳せたりした人もいたのではな…

被災地に咲いた「命の一本桜」(水戸さくら)

神戸の絵画教室「アトリエ太陽の子」主宰の、画家・中嶋洋子先生。アトリエの生徒たちと一緒に被災地を支援する活動を行っている。 先生自身も十九年前の阪神淡路大震災で被災し、二人の教え子を亡くした。呆然と悲しみに暮れるばかりだった先生を変えたのは…

上尾歩のキネマ論評・死と向き合い続ける人々

遺体~明日への十日間~2013年2月公開監督・君塚良一 一瞬にして一万五千人以上の命が奪われた3・11の東北大震災。その津波によって亡くなった方々の遺体が、次々と安置所に運び込まれる。「遺体 明日への十日間」という映画は、ある一人のジャーナ…

上尾歩のキネマ論評 第一回 『LIGHT UP  NIPPON』

打ち上げ花火はもともと「鎮魂」の意味を込めて打ち上げられたといわれる。雲の上と下のどちらからも見ることのできる打ち上げ花火は、亡くなった人と今生きている人とを結びつける役目を担ってくれているのだ。